豪雪の南会津


酒と情と雪の集い 南会津雪景色

2004.2.14〜15

13日の午後10時に 会津田島に入った。
高速も国道もスムースで 
道には雪は無く 空も晴れている。
今夜の宿に予定のツムットに電話してみたが未だ誰もでない。
オーナー夫妻は留守にしていたらしく
私と同じ時間に東北道を走っていたようだ。
<よし それならあそこに行こう>
と言う訳で 年末の<MMC>ライブで知り合った
スタッフの方がやっているお店に顔をだした。
<Lover Soul>
こんな私でも喜んでもらい 少しの時間だがおしゃべりが出来た。
次回は お酒を頂くぞ!(コーヒーだけだったんで!)



ツムットでは 恒例の酒盛りが始まり
深夜着のお客さんが来る度に盛り上がる。
なんとか3時に終い 翌日の只見行きを思って床に入る。

 
土曜の朝、スンバらしい快晴の下 酔狂な私はマウンテン・バイクを
降ろし 針生の緑の広場をかるーく散歩。



とっても除雪が行き届いていて(ごくろーさまです)、
路肩に少しだけ残っているだけだ。
台鞍山スキー場をバックにパチリ。
それにしても この雪の壁の高さ!


3月に計画しているサイクリング・ツアーの打ち合わせの為に
来たのもひとつの理由だ。
しかし来月は <ウサギ狩り>ツアーもあるし
また今年も 毎月2回南会津に来ることになりそう?



あんまり気持ちがいいので 針生に飛び出した。
真中のこんもりした森は 夏にお世話になった<熊野神社>だ。
針生の守り神さまだね。
四方山荘の前から写す。


スキー場の前で ばったりあったのが 長原さん。
そして スキー板を積んで来た <NOBU>ちゃん。
なんと 私にも(!)バレンタインのチョコレートを
もって来てくれた。


サンキュー・ノブちゃん!
来月の全日本大会はガンばってね!応援してますっ!
入賞期待してまっす。



それにしても ツムットの人気は高い。
次から次へとスキーヤーがやって来る。
美和ちゃんも チョコレートもってきてくれたね、ありがとう。




この画像の後ろに映ってるモヤモヤはなーに?

早朝サイクリングはほどほどにして
ツムットを出発。
憧れの只見を目指す!もちろんクルマで移動ですよ。

駒止峠を越え・・・・南郷村へ


そして 只見町


布沢へ寄り道・・・・



森林(もり)の分校・ふざわへ着いたら 表が開いている
管理人さんが掃除をしているんだ。
お話させてもらって 学校の中を見せて頂いた。



2階の奥の教室に残された黒板の寄せ書き。
ドアや手すりを触ってみた 暖かい感じがした。
廊下がとても広い、ちびッコ達がきっと走りまわったんだろうな。

いつか必ず 泊まってみたいものです。
<今は山村体験学習などの宿泊施設になっています>


せっかくなので 布沢でも ちょっくらお散歩ライド。。。。

なんとも言えない雰囲気の地。布沢。
新緑の頃に来たい・・

再びクルマで移動、
只見駅前を過ぎ
これまた せっかくなんで 只見湖へ。
ここも去年の夏に一度お邪魔しているところ



只見湖ダムがサドルの向こうに見える



もう一枚。

さすがに人がいないしクルマもこない。



先に見える田子倉ダムへは 冬場はクルマは行けない。
なんでも映画<ホワイトアウト>でロケに使われたそうだ。



只見ダムの堤防の上で。



堤防の上には 誰が作ったか 雪だるま地蔵が・・・


そして 今回お世話になる 里の雪亭にお邪魔し
 一緒に雪祭り会場を案内して頂く。


<第32回・只見ふるさとの雪まつり>
只見町のリンクはここ

去年の夏にお邪魔した時に知り合った
<只見の自然から学ぶ会>の出店は スローフードの居酒屋さん。
もうゴキゲンな手作りのおつまみに まぼろしの銘酒!



日本の豪雪地帯、雪国の代表?
只見の雪まつりに 自分が来るとは遂 この間までは考えてはいませんでした。
去年の夏に出会った <只見の自然から学ぶ会>の皆さんがいて
田島組の皆さんがいて、ネットて゜知り合った皆さんがいて
縁が縁を呼び ここにいるのです。


なかでもキーパーソンは・・・



はないずみ>の<にごり>を頂きながら ピース!

とても暖かくおだやかな空気が流れ
こんなに大勢の人々がいて うきうきとした雪まつり。
楽しい ずっとここで呑んでいたい・・


いろんな方とおしゃべりしました。
中でも 布沢の入り口の明和橋の近くの床屋さんの奥様、
(ホントにお邪魔しちゃいますよ)と 
ブナ林の大切さを十年以上前にとなえ
山ごと買っちゃったご婦人(右)。
いつかまた おしゃべりして下さい。




photo 里の雪さん

こんなカマクラに入ったの初めて!
鎌倉在住の方に撮ってもらいました!




photo 里の雪さん

会場では こんな素敵な<雪むすめ>さんが 気さくに応対してくれます。
なんでも地元の社会人さんだそうです。

(名刺渡すの忘れた!)

その他に印象に残ったご夫婦がいらして・・・
裏磐梯で 教師をされていると言う方。
もしこれを見たら連絡頂きたいのです。
<戦後の北方教育>の話、
もっと伺いたいのです。

私がほろ酔いでいる 
その頃 里の雪亭では・・・



ペタンさんじゃん!

シンガー・ソング・除雪ライダー、ペタンさんが クルマも置けない庭先をじょせつ! 
一応私も スコップでお手伝いしたのですが・・・

なんたって2階まで届く雪!
いやあ すんごい!
テレビのニュースで見る世界だ。

里雪亭には段々と人が集まってきました。
ネットつながりの人  地元の方々 帰省した来た方
何人集まるのでしょう?

私は夜の雪まつり風景を見ようと 再び会場へ。
10分も歩かずにいける距離なんで 雪みちもなんのその!

 
おっ、雨が雪に変わったぞ、会場内のゆきんこ市は人でいっぱい。

もうすぐ花火大会だ。

雪が大粒になってきた、雪のなかでの花火。


カメラの扱いがヘタなので 上手く写ってない!
が 雰囲気わかりますか?

すごい。思った以上の花火にびっくり!




学ぶ会の佐藤さん夫妻と ○●ちゃんと。


おっきな尺玉やスターマインが上がるたびに
場内放送がある。
それはおめでた祈願花火と言って
提供者・協賛者の紹介と花火に込めた思いを説明してくれるのだ。
後でくわしい説明が書かれたプログラムを見た
<初孫の誕生を祝って>とか
<友人の結婚を祝って>とか・・・・
花火を見ていて目頭が緩んだのは
そう言う訳だったのだ。


雪の花火大会、このためだったらまた来てもいいな。

一言で もてなしの花火という事だな。



その後は 里の雪亭で 囲炉裏を囲んで宴会。


 16人以上集まった里の雪亭。
朝起きたときには子供達4人と大人4人だった。

里の雪さんのおでん、うまかったなあ、
SANAEさんの 餃子 また食いたいなぁ、
馬刺しのうまさも ぎっくり! あと・・・
さけさけさけ、おしゃべり・おしゃべり・・・


 午前4時まで記憶あり・・・・

めっちゃ たのすぃーー
私は呑むのとおしゃべりに夢中で画像は一切無しなんです。
せっかく初めての只見のゆきまつりの夜の集まりだったのに・・・




朝からかわゆいEmmaちゃん。



この囲炉裏の上の明かりの下で・・・





里雪さんと私は 再び雪まつり会場へ・・・


只見駅から入る入り口の門。


只見・小林のモンタさんが三味線を弾く<小林早乙女おどり>

風も強く吹雪いてきた状態だったので ちょっと気の毒のようだったが
本場の雪まつりは 逞しい。

(その後里の雪亭でスプートニクスのギターサウンドを
モンタさんの演奏をイメージして聞いていたのでした。)


いつかは郵便局の会津の三線<渡部さんの>を聞きたいものです。

しかし 只見って なんでこんなに楽しみがあるの?


さて 雪も激しくなり 軽装で出かけた二人は
寒さに震えて帰宅。(私と里の雪さん)

そして遂に
今回のメインイベントを迎えたのです。


里の雪亭が雪で埋まっているので <雪掘り>をしなくてはなりません。
そのために私が呼ばれたのかと・・・・・?

注・左の画像は 屋根の雪が下の雪と つながってしまってると言う説明の画像です。
右は 雪をつたって2階に上がり 雪を降ろす里の雪さんという画像です。



左は 作業前の東側、右は作業後。
え゛、あんまり違わないって!
くたくたになるまでやったんですけど・・・・

雪ほり たいへんだぁ
なめてました・・ゆき。






無事に作業も終わり
只見駅前の<ますや食堂>で念願のそば!
寒いので あったかい山菜そばと 肉そば!

うまかった そばもつゆも!


二日間お世話になり 一緒に過ごした里の雪さんの人柄に大感動でした。
ありがとうございました。

田島組の皆さん、只見の皆さん、みんな素晴らしかった!
中身のこーい 二日間でした。
帰りたくないのはいつもおんなじ・・・・。

風景や自然 町並みや人々の顔、
画像で知ってる 朝日診療所、モ●マ●トさん、大●工業、
只見スキー場に本の街。




帰りみちクルマの中から写した 大●工業さんの前にあった雪像。


前日の晴天、そして夜の雨から雪 おまけに雷鳴。
今日の吹雪に曇りと さまざまな様子を見せてくれる空。

帰りみち 只見から南郷村に入ると雪はさらにひどくなり
嵐のような状態に・・・・
ビクビクしながら駒止峠を越えて田島に。

何回かすべりながらも ゆっくりとドライブ。
ホワイトアウトじゃん! なんて余裕かましながらも
内心はドキドキでしたぁ。

バンバカ降ってきているので 田島ではどこも寄らずに
天王峠を越えて 塩原に。

田島荒海(?)で 除雪車を降りるT2さんを発見。
お仕事ごくろーさまでした。
クルマを停めようか とも思いましたが 路肩は雪がいっぱいなんで素通りしてしまいました。

塩原までに除雪車が数台出ていました。
坂道でやり過ごすのはちとつらいですね。

けっこうガリガリのところがあって そろりとやり過ごしたのです。
塩原で 温泉につかり 仮眠して夜に帰宅。
大満足な 旅でした。


(画像はクルマから撮った塩原)

しかし 帰ってきても 気持ちは会津に置きっ放しです。




<緑と水と心のふるさと>
ただみ


段々とコアに近づいて行く 自分がいます。

どうぞこれからもよろしくです。





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