シリーズ

2004.6.7(mon)

只見観音堂めぐり


2日の夜からずっと南会津めぐりでしたが 遂に最後の日となりました。

只見の<赤い糸で結ばれている>佐藤ご夫妻のお宅にお世話になり
印象深い一夜でした。
改めて御礼申し上げます。

↑のステッカーは 佐藤さんのクルマに貼ってあったもので
仲間の目黒さんが作ってくれたのだそう。
伊南川と浅草岳と 何の鳥なのかな?




朝 起きたらもうおばあちゃんは 畑に出かけたようだ。

大きく息吸い込むだけで 豊かな自然を感じることができるのです。
こんなふうに毎日いられたら いいのでしょね。


朝もやも どんどん晴れてくる

只見町史など 貴重な資料や本を見せて頂いた後 佐藤家を失礼し本日のテーマ
<只見観音堂>めぐりにでる。


まずは 塩ノ岐川を少し上ったところにある<八乙女堂>
お蔵入り三十三観音 二番札所


 
小林にある 新福寺
御蔵入り三十三観音 三番札所


そしてどーしても気になった 日宮沢観音へ

急坂の林道を約1キロほど登って さらにやまみちを行くと・・・・

突然 石灯籠や祠が。
そこから はるか山の上に!



 
観音様の後姿と思える おおきな岩石が見えるのです。

遠くむかしは会津若松などからも 参拝客が詰め掛けたようで
とてもありがたい観音奇岩さまなんだそうです。

いや もう大感激!

本郷の左下り観音といい ここ日宮沢観音、
他の 観音堂も素晴らしいじゃありませんか?


実はカメラが間に合わなかったのですが
まぼろしの国蝶<オオムラサキ>と遭遇。
クルマの前を数分舞ってました。
渡部農園のとかさんのおじいちゃんに 自分で写されたオオムラサキの写真を
見せて頂いていたばっかりだったのです。
とかさんの家の庭にもオオムラサキは 出没するそうです。
カメラ好きのおおじいちゃんは 私に大きく伸ばした写真集を
たっぷりと見せてくれました。
戸赤の不動滝などの場所などを知っている私に
おじいちゃんはさらにびっくりしていましたが。



続いて 只見といえば ここに必ず寄ります。布沢です。

上の写真の真中が田沢の神社です。


高台にあるお寺さん龍泉寺で義民茂左衛門の墓にお参りしたら
まだ冬囲いのままの お地蔵さんを発見。



なんともこの風景に とけてしまいそうになる自分をかんじるのです。



先に浮島の観音堂を撮影。
夕べお世話になった佐藤さんは大工さんで
この浮島観音堂の屋根を去年改修したそうです。
その話も聞いてびっくり!やっぱり縁があるのでしょう。
佐藤さんが修理した浮島堂を 一宿のお世話になった私が写真を撮りにくるのは?


浮島堂 お蔵入り三十三観音 六番札所
近くのおばあちゃんに聞いたら
大昔は このあたりは海で浮島があったらしいとの事でした。





で そのおばあちゃんに出あった話です。



田んぼ道を進み 神社にお参りしようとしたら
茶色いヘビが 昼寝でもしていたらしく私の足元にいたのです。
<ひぇ〜〜>と私が おっきな声をあげてびっくりしていると
近くで農作業をしていたご夫婦が飛んできて
<どーしたんだべや?>と・・・

<あー そのヘビは縁起がいヘビで めったに見れねぇんだぞ>

しばらくおしゃべりの花が咲き 
すっかり仲良しに・・・・
なんと以前は釣り客相手の民宿をされていたとの事
<じゃこんど 私を泊めてくれない?>
と言うと
<うんうん もう歳だから食事の世話はできないから、
うまいメシだけは炊いてやるけど おかずは自分でなんとかしろ>
との事。
あこがれの布沢に いつか泊まりにいかねば!




じーちゃんが私から カメラを取って オレが写してやっから と 撮ってもらったのがコレ。
もう一枚 ヘビを撮ってやっからと言ったが 隙間に引っ込んでしまった。

その後ご夫婦とお別れしてから さらに奥に入ってあちこちを見てきた。
自転車で走りたいところばっかりで ホトホト困ってしまったのは言うまでもない。
奥地に行けば行くほど素晴らしい景色と空気なのです。

お昼の時間になったので
 念願のお店に入った

只見は小林の モンマート舟木さんの奥様が友人と始められたお店です。
<五十夢>いとむと読みます。

私と同年代の奥さんがさらに夢を追求すべく 開店されたのでした。
昼はラーメンに定食、夜は居酒屋メニューも。

自慢のタンタンメン美味しかったぁ!



これで 今回の会津行きはお終い。



関係者の皆さんありがとうございました。
また行きます。



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