西遊記西の国に遊びにいったよ>B完結
2006新春 奈良MTBツアー
三日目 1月 9日(月)



いよいよ奈良ツアーも三日目だ。
今日も楽しみにしていた所です。

いまや<チャンバラごっこ>今は死語でしょうか?
私たち50才以上の男子には 子供の頃の遊びの代表ともいえるものでした。

宮本武蔵 佐々木小次郎 塚原ト伝 赤銅鈴の助
 天馬天兵 怪傑黒頭巾  いやあ 漫画 時代小説から テレビまで ラジオドラマなんてのもありましたっけ、
チャンバラの主人公は沢山いたが  なんといっても一番のヒーローは?
独眼竜・柳生十兵衛!
独眼とは? 片目が不自由なんで 刀の鍔(つば)で眼帯にしていたのです。
子供の頃 誰がその眼帯(アイパッチ)をするかで揉めたものです。

その後は 東映映画<柳生一族の陰謀>など一連の作品群に魅せられ・・・・
とまあ 柳生という響きは 充分にそれだけで 引かれるのでした。
そして前回の奈良ツアーで柳生の里を入れてもらったのですが・・・
残念 肝心のところまでは 時間の関係で行けなかったのです。

そんなわけで 今回は是非にと ワガママ振りを発揮してスタート地点まで決めさせてもらいました。


いきなりの東海自然歩道から 旧柳生街道・・・
もういう事はありません。
もうバッチリの スローライドにぴったりの道が続きます。

冬の早朝の霜げた田んぼは その白さがキレイなんです

 
峠越えがひとつありましたが それがまた素晴らしいこと!
野仏や石仏などが次々と現われて 楽しませてくれるのです。


大柳生


南明寺  奄ルうそう地蔵の裏に六地蔵が。

本当は笠置から入るといいのだろうが 笠置はまた今度(笠置寺次回楽しみです)

前夜遅くまでハミングバードで騒いだのに 皆さん朝早くから集まってくれました。
シューさん(西浦さん)は 特にここ笠置・柳生が地元と言う事でいつかの案内をお願いしていましたが
本日は地元の消防団の出初式と言う事で 終了次第合流してくれるはずです。



柳生石舟斎が一刀のもとに切ったという石
この石もだけど ここの神社はすごいぞ!

たのみのシューさん 柳生陣屋跡から 天乃石立神社 一刀石を訪ねたところで登場してくれました。

 
お茶畑もきれい                     芳徳禅寺から もみじ橋に下る

そして遂に 柳生の里 の中心地へ



泣けます! 十兵衛杉!!!


樹齢約350年を経て 落雷のため枯れてしまったそう・・・・


大感動です、みなさんありがとうです。

この景色のこの場所にあったんだ この杉は・・・
時代も 空気も すべてを超えて ここに在るのです。
ああ うれし。



気持ちも落ち着き おなかすいたので ランチは<十兵衛食堂>で・・・


ここもおでんは関東風? 誰?ぜんざい追加したの?


今は無い水車小屋と十兵衛杉、の写真が飾ってあった
こんな風景が見たかったなあ。
このお店の二代目女将と写真を写したと思ったが見当たらない?
なんでも柳生では一番古い食堂だそう。
きれいな方でした。


morrowさんは ほとんど写真を写したりしないが今回初日にはカメラを持ち出してくれた。
何枚か使わせてもらっている。

で 食後 何故かひとりシェーバーを取り出しヒゲをそり始めた!!


ウィ〜〜ン!
何の事はない カメラと間違えて<シェーバー>を
持ってきたのだ!

<シェ〜〜!>

さて 食後に一杯 とばかりに先ほど見つけた地元の酒蔵へ!
(ホントは先にと思ったけど ハラへってて)


 
おばちゃん忙しそうで 勝手に試飲してくれと。では どんどん頂きますよと。

柳生錦  春の坂道は ここ さかきん 酒金で造っています。



まいったなあ サカキンですと!
買っちゃったよ!



午後2時 クルマのデポ地点にもどり静かに走行終了。

いやあ 素晴らしい三日間でした。





さて 初日の日に飛鳥の観光案内所で見つけた小冊子がここにあります
<奈良の県政だより>一月号です。

中の特集<奈良から発信・日本の魅力>
奈良県知事さん(柿本さん)と平城遷都1300年記念事業協会の木村さんの対談記事です。
<県の編集>と言う事を差し引いても 納得のコメントがありました。

@<奈良は日本で一番の安心の美しさがある
のびやかで精神の力強さがある
人と自然の巧みな調和があり、奈良ほど都市と自然がなごみあっているところは他にない。
人と自然と歴史が調和している それが安心を生む 。

A 時代は違えど<自然に 人の手が加わったもの>人くさい自然。
適度な具合で、調和のとれた 人くさい自然 それが美しく魅力。


@の奈良の魅力については なるほどなと。
<のびやか・なごむ・調和と安心>というキーワードは
その通りの気がしますね。
だから また行きたくなると!

A 人くさい自然。もっとぴったりした言葉があるといいですが・・・
自然と人の共生ともいいますか。
<里山>を説明する合う時に 一番合う言葉でしょうか?

そんなこころの安心を目指して また 奈良に行く事でょう。
そんな自然と 自然くさい人々に会いに。。。

今回の奈良ツアー 初日の飛鳥で その意味はすでに手に入れてしまっていた訳です。



さらに!
いつも感じていた<もてなしの心>についても!記事が!

奈良県では 県民運動として<もてなしの心>を押しすすめていたのでした。
観光地としてでしょうが <関西の憩いのオアシス>として もてなしの心の醸成や
もてなしの町づくりを広げていたのです
記事では シンボルマークや標語の発表が載ってます
ちなみに最優秀標語は<奈良はあなたを笑顔にします>でした そのとおり!
シンボルマークは 心の字をモチーフに もてなしの心なら とあります。洒落てます。

いつもいつも感じています。
やまアドツアーに参加のみんなが感じています。
奈良ツアーは これでもか?と言うくらい地元の皆さんがフォローして下さり
楽しませてくれます。
<甘えるのが好きな わがままな私を許して下さい>
もてなしの心に負けないような 強い気持ちで次は行きます。


今回のタイトルは <西遊記>としました。
オリジナルの西遊記は 孫悟空や三蔵法師が天竺を目指すものです。

私の西遊記は 西の国<奈良>に遊びに行ったら そこは私にとっての最終目的地<天竺>だった、
と言うことでした。


一緒に走ってくれたシルクロードの皆さん ありがとうでした。

特にmorrowさん と 家族の皆さん感謝します。
4日間私のわがままに付き合ってくれた ササやんありがとうでした。

しかし よく●いたもんだ・・・・



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